公募の結果、全国から54の作品のご応募をいただき、審査委員による審査の結果、新たなロゴデザインが決定しました。
私たちの日々の生活は、様々な「資源」によって成り立っています。
しかし、資源は無限ではありません。
限りある資源を未来につなぐ。今、僕らにできること。
環境省Webサイト「Re-Style」では、この「限りある資源」を未来につなぐため、 「リデュース(ごみの発生抑制)」、「リユース(再使用)」、「リサイクル(再生利用)」)の、「3R」と呼ばれる3つの取組を、 より多くの皆さんに知ってもらい、自分たちの暮らしに活用してもらえるよう、様々な情報を発信してきました。
そしてこれからも、今の私たちの暮らしを未来の子どもたちへ引き継ぐために、
今、出来ることからはじめようというメッセージを発信していきたいと考えています。
そこで、「3R」や本サイトを、より多くの方々に知ってもらう機会になることを期待して、
新しいサイトのシンボルとなるロゴデザインをコンテスト形式で公募することとしました。
新しい広がりにつながる、素晴らしいロゴデザインを楽しみにお待ちしています。



採用作品制作者:友野 明士さん
このロゴマークのデザインコンセプトは「考える」です。
Rの文字には、人間がモノを手に取って考えている様を表現しました。
これはお金を出してまで必要か?これはまだ使えるのではないか?これは何でできているのか?
モノについてもう一度考えてみる。きっと、この事が3つのRを思い出すきっかけとなるはずです。

慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授
夏野 剛
Profile
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会参与

クリエイティブディレクター
篠塚 正典
Profile
カリフォルニアの美術大学 Art Center College of Designを首席で卒業後、ランドー・アソシエイツにてブランディングデザイナーとして活躍。長野冬季オリンピックのエンブレムをはじめ、ジャスダック、東芝ダイナブックなどのブランドロゴなどを手がける。
ロゴマークは目標に向かって突き進む旗印となります。
みんなが新しいロゴマークのもとで一丸となって進めるようなロゴマークを期待しています。

漫画家 / イラストレーター
ひろき 真冬
Profile
サイバーパンクな世界観を得意とする。
著書に「ひろき真冬作品集 ルィーズ」「画集 ETIQUETTE OF VIOLENCE」など。
デッドテックと呼ばれる悲壮な未来を描いてきました。破壊された都市、荒廃した人間たちです。裏を返せば、自分が生まれ育った平和な時代に依存できたからでしょう。環境を守ることは、子供たちの笑顔を護ること。心に響く素敵なデザインを!

Re-Styleサポーター
お掃除ユニット CLEAR’S
Profile
2011年 『街はみんなのゴミ箱じゃない!!』をキャッチコピーに結成。
掃除ボランティアと歌とダンスで街を明るく元気にするアイドルユニットとして、東京、名古屋、川越、群馬、熊本、大阪、横浜、千葉、仙台、札幌と活動を展開。
明るい未来を思い浮かべられるような、私たちにも負けないクールビューティーで(笑)、ステキなデザインを今から楽しみにしてます!
メンバー一同、みんなのご応募、お待ちしてまーす!
すべての応募作品について、以下の確認項目等の簡易確認により、基本的な項目を満たしている作品を事務的に選別。
確認項目
- 応募者が特定できる情報が記載されているもの。
- ロゴの基本事項のいずれかが欠けているもの。
- 広く認知されているイメージ(国旗や機関・団体、企業等のマーク)と混同されるおそれがあるもの。
- 反社会的な要素、誹謗中傷を含むもの。公序良俗その他法令の規定に反するもの。
- 第三者の著作権や商標権等の権利を侵害するおそれのあるもの。
実施体制
4名で実施(環境省担当官1名と事務局3名で構成)
作業イメージ
- 上記の確認項目について、4名で確認
- 3名以上が通過と判断したものは、通過とする。
- 意見が分れた場合は、環境省担当官が判断する。
環境省担当官と事務局及び複数のデザイナーによるデザイン的、一般的好感等の視点から審査。
(※形式要件のチェックの結果、50作品以上残った場合に実施。)
実施体制
環境省担当官1名、事務局3名、デザイナー3名
確認項目
- 共感性(多くの人に共感してもらえること
- 象徴性(「Re-Style」の象徴となること)
- 審美性(デザインとして優れていること)
作業イメージ
- カラー出力した「応募シート」による審査
- 評価できる作品に審査員が投票し、上位50作品が通過。
(同点作品があった場合は、再審査により50作品まで審査)
形式要件、デザインチェックを通過した50作品について、審査委員により、最終候補6点を審査。
実施体制
審査委員3名(審査委員長以外)で1日
確認項目
- 共感性(多くの人に共感してもらえること)
- 象徴性(「Re-Style」の象徴となること)
- 独創性(オリジナリティにあふれ、個性的であること)
- 審美性(デザインとして優れていること)
- 展開性(民間企業等で展開可能であること)
- 再現性(モノクロや拡大・縮小で再現してもデザインイメージの変化がないこと)
作業イメージ
- 3名の審査委員が1作品ずつ高精細モニターに投影された作品を審査
- それぞれが評価できる作品に審査員が投票
- 投票数が上位の50作品を審査。
一次選考及び商標調査を通過した6作品について、審査委員により、採用作品1点を審査。
実施体制
審査委員4名で1日
確認項目
- 共感性(多くの人に共感してもらえること)
- 象徴性(「Re-Style」の象徴となること)
- 独創性(オリジナリティにあふれ、個性的であること)
- 審美性(デザインとして優れていること)
- 展開性(民間企業等で展開可能であること)
- 再現性(モノクロや拡大・縮小で再現してもデザインイメージの変化がないこと)
作業イメージ
- 審査委員が1作品ずつ高精細モニターに投影された作品を審査
- それぞれ評価できる作品に審査員が投票し、採用作品1点を審査
平成29年3月27日、採用されたロゴデザイを制作した友野明士さんを環境省へお招きして、 伊藤忠彦環境副大臣より表彰状を授与する表彰式をおこないました。
表彰式には、審査委員長の夏野剛氏をはじめ、篠塚委員、CLEAR‘S委員も参加いただき、受賞者との記念撮影を行いました。